モリッシーな夜
今まででこんな恐ろしいライブをした経験は後にも先にもございません。
そのライブとは。。
モリッシーの大阪城ホールライブでございます。
ここで、モリッシーとは誰ぞ?という方のタメにミニ知識。

The Best of Morrissey
モリッシーとは1980年代のUKパンクバンド ザ・スミスのボーカルでございます。
パンクといえばピストルズやダムド、ジャムにクラッシュみたいな喧騒なイメージがあると思うのですが、
このスミス。まったく違います。
ロックの暑苦しさはまったくなく、むしろ涼しげな、額に汗しない。
しかし
繊細で危うく、鋭い。
そんな印象を受けるのがザ・スミスというバンドです。
この絶妙なバランスはモリッシーとギターのジョニー・マーの
2人が居ればこそ出せるんだろうなぁなんて、評論家のようなことを書いておりますが、
でも、凄いです。ザ・スミス。

ザ・スミス
他のパンクバンドとは一線を画すというかなんというか。
パンクにはどこかしら外に向かって牙をむくような攻撃性があったりしますが、
スミスの場合は内に向かってる、内向性というかなんというか。
辛辣な歌詞とサウンドは内へ向かっているので
聴いている方もなにかこう、「外に向かう攻撃性」という危険さ
よりも、もっと危険な匂いを感じるというか。。
そのモリッシーの大阪城ホールライブ。
当時、メタラーだった私は、自称「日本のジョニー・マー」を豪語するパンクスの先輩T氏(現在2児の父)に連れられて、あまり聴いたことがないモリッシーのライブに連れられていったのでございます。
事件はそこで起こりました。
大阪城ホールという大きな箱にも関わらず、モリッシーが出てきて1分もたたぬうちに
アリーナのほとんどの席がなぎ倒されて客がステージ前に殺到しました。
ほとんど暴動みたいな感じです。
私たちはアリーナの真ん中くらいの席にいたのですが、周りには誰もいなくなって、全員前の方になだれて行ってました。
いちおう自分の席があるし、と律儀な私たちはその場を動かず、パイプ椅子の上に上ってみてました。
普通メタルやパンクのライブでも、大きな箱ではみんな行儀よく自分の席で見ているものです。日本では。
それが。。。
まさにモリッシーのカリスマ性と危険性を垣間見た感じです。
後ろから、前でつぶされそうになってステージから係員に引っ張りあげられている人たちや、
ステージに勝手に上ってモリッシーに抱きついて引きづりだされる人たちが何人もいました。
その大阪城ホールのあとのライブは警備が倍になったそうです。
あんな凄まじいライブはもう2度と見れないと思います。
昔スレイヤーというバンドのライブを見に行きましたが、これはこれで違った意味でかなり危険でございましたが、この話はまた別のエントリーで。
それでは今日はこの辺で。



コメント[2]
初めまして。
懐かしいライブです。
彼に抱きついたとき、柑橘系の匂いがしたことを覚えています。
またあんな体験がしたいものですけど(笑)
Posted by kiku at 2005年7月23日 23:50 | 返信
な、なんと!
あのとき抱きついた方からコメントがいただけるとは!!
大丈夫でしたか?!笑
無事にその後もライブをみることができたのでしょうか笑。
Posted by rocker at 2005年7月23日 23:59 | 返信
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